秋の草花を飾ってみよう!MOVIE

秋の草花を飾ってみよう!MOVIE

今お花屋さんでは、秋の草花がたくさん並んでいます。キキョウ、シモツケ、オミナエシ、ススキなどの秋の七草をはじめ、色づきを見せた実がついた枝ものや秋らしい深い色の花たち。ぜひ手にとって、秋のお花を飾ってみませんか?今回の動画では、秋の七草を中心としたブーケを作ってみました。処理の仕方や簡単な束ね方など、まとめたので是非参考にしてみてください。

MOVIE by VANDE CREATION

MUSIC BY FUMIHIKO KONO

それでは段取りをおさらいしましょう!

<STEP1 買ってきたお花は下処理の作業から。水につかる下半分の葉はすべて落としてあげましょう。>fullsizerender

かわいそうだと思わずに、思いっきり葉を落とすのがポイントです。水につかる葉があることで、バクテリアの発生が増え、水の鮮度が保てなくなります。また、上の方の葉でも密集して生えていたら少し取った方が蒸れにくくなり、長く元気に保てるでしょう。もし束ねずに、そのまま生けて飾る場合は、生花専用のハサミなどで2、3cm切り戻してから水へ。この際に、少し元気のない花があれば、ナイフなどで斜めに切ってあげてください。切り口の面積が増えることで水あげが一層よくなります。

<STEP2 ブーケを束ねる時は、お気に入りの一本を選び、その周囲に花を加えていきましょう。右下がりを意識することがポイントです!>img_6982

お花がずれないように、持ち手(左手なら左手)をしっかりと持って動かさないこと。右下がりに花を加えていきながら、花束自体を回していくと茎同士がぶつかって折れることを防げます。

持ち手のところを麻ヒモでぎゅっと縛ったら、茎を揃えて完成です!茎を切るときには、花の繊維を痛めないように、生花専用のハサミが一つあると便利です。なければ、調理用のハサミで丁寧に切ってあげてください。

 

<STEP3 束ねたお花は、花瓶に入れて、お気に入りの場所に飾ってあげましょう。>

ヒモで縛ってブーケにすることで思い通りのデザインで飾りやすくなりますが、お部屋で楽しむ分にはそのまま生けてあげてもいいでしょう。お水には栄養剤を入れてあげて、毎日水換えと、茎の切り戻し、枯れているお花が出てきたら抜いてあげる、など、小まめに気にかけてあげることで、お花の持ちはぐんとよくなります。家事の合間に手が空いた時、ふと気がついた時には、ぜひお花に目を向けてあげてください。

今回は、ボリュームのあるお花をご紹介しましたが、一輪で飾っても風情があるのが秋の草花のいいところ。ぜひ気軽に一本から挑戦してみてください。

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