落合ハーブ園さんに聞く,Organic herbの楽しみ方!

落合ハーブ園さんに聞く,Organic herbの楽しみ方!

「お料理や飲み物に使うものだから、体に優しい無農薬で育てたい!」そんな風に思うのは自然なことですね。今日は、昭和62年からオーガニックハーブを生産して30年。静岡にある落合ハーブ園さんに、お薬を使わずに育てるハーブとの向き合い方を伺ってきました。

image2

JR三島駅から車で20分ほど山道へ。美しい町並みや田園風景を見下ろせる山の中腹にそのハーブ園はありました。
13632775_711695475636345_1855096958_o
13918416_711695485636344_1435031237_o
13932090_711695482303011_1920798186_o

「オーガニックでのハーブ作りは常に自然、虫と病気と草との戦いです。それに加え、冬は油虫、夏は暑さ。虫がいるのは当たり前になりました。」スタッフの作山さんが笑顔で応えてくださいました。

13681816_711695488969677_1131697584_o

そんな中で育てていくのは想像以上に手間がかかること。防虫のネットや雑草を防ぐシート、そして虫が苦手な香りを集めた芳香蒸留水などを使って、日々ハーブ作りに取り組んでいます。そのこだわりには、「人の体にいいはずのハーブに薬を使ったらよくない。」という、代表の落合正浩さんの強い思いがありました。

そして、薬に頼らないハーブ作りから見いだした強みも。「土が病気にも慣れているので、いつしか強いハーブが育つようになりました。虫に食べられることもあるけどそれ以上にたくさん育てていれば大丈夫。」実際に見せてもらった農園では、どのハーブの茎も葉のしなやかさも格別で、健康状態の良さをうかがえました。

ハーブを育て始めるには、比較的気候のいい、3月、4月、5月が適していますが、これからの時期には、ワイルドストロベリーがオススメだそう。
13902008_711678492304710_2054064109_o
花も実も可愛らしい野いちご。冬まで楽しめるそうです。

また、こちらで育てているラベンダーはトルーという種類。
13898738_711678488971377_627158277_o
都内ではイングリッシュラベンダーやレースラベンダーが一般的ですが、トルーは香りも強く、シルバーリーフも一層美しい品種でした。

まだまだ、9月に入っても暑さの続きそうな今年の日本。夏場はどうしてもハーブ達が元気がなくなりやすいのですが、「暑い時期は、こまめに切って、全体的に小さく、風通しを良くしてあげることが大切ですよ」と教えてくださいました。

また、花が咲くと葉がやせてしまうため、花芽を早めに摘みとることも大切なポイントですね。
ぜひお家のベランダでも、虫や病気と向き合うことも恐れずに、楽しくハーブを育て、生活に取り入れられるといいですね。
薬を使わない、安心できる環境だからこそ施設内で猫ちゃんたちものびのびと暮らしていました♪

13950991_714923818646844_132384113_o

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<落合ハーブ園>
静岡県三島市谷田2297−348
055−976−6061 定休日なし
http://www.ochiaiherb.com
<落合ハーブ園 東京仙川店>
東京都調布市仙川町1−9−59
03−5969−8379 定休日日曜日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー